はいたい!猫大好きミツです。
沖縄の街を歩いていると、よく野良猫に会います。しかも、かなり人懐っこい子たちばかり。
今住んでいるところも、散歩しているといつも野良ちゃんに出会います。
特にスーパーに住み着いている猫が多い印象です。ご飯が手に入るタイミングが多いからなのかな。でも、駐車場に急に出てくることもあるのでびっくりします。
他にも、
観光地の海でのんびりする猫ちゃんを見かけました。
「かわいいな」と思う反面、野良ちゃんたちに対する様々な反応も気になります。
私自身、猫2匹と生活しています。ご飯やトイレやしつけや病院など、猫を飼うことは「かわいい」だけでは出来ないことも知っています。
この子たちはどうやって暮らしているんだろう。
のんびりと幸せならいいけど、心無い人もいるかもしれないし、事故にあうこともあるかもしれない。なんとも心が痛みます。
のんびり野良さんが多い?
東京にいたときも、野良猫さんに会うことはありました。でも人懐っこい子はあまりいません。ほとんどがピュッと走って逃げていきます。
たまに会う人慣れした子は、片耳に切れ込みのある「さくら猫」ちゃんたち。
さくら猫とは、捕獲した野良猫を避妊去勢し元の場所に戻す活動の中で、手術済みの証として片耳が小さくカットされた猫のこと。定期的にご飯をもらえているのか、野良でもスリスリしてくることもあります。
でも沖縄は、どの野良猫ちゃんたちは、大体のんびり寝転がっています。
沖縄では凍え死ぬこともないし、野良ちゃんたちも過ごしやすいのかな。
暖かい気候で、外でも暮らしていける環境であること以外にも。
米軍統治下の時に国に帰る軍人さんが置いていったとか。
貧困で育てられなくなってしまったとか。
そういう理由でも、沖縄に野良猫が増えたと聞きます。
沖縄自体が抱えている問題とも、根深く結びついているのかもしれません。
ご飯をあげる人がいる?
この子達、ごはんどうしているのだろうと思っていたら、最近建物の陰でごはんを食べている姿を発見しました。
どうやら、猫のごはんがそこに置かれているようです。
誰かが、野良ちゃんたちにごはんを配って歩いている模様。
優しい人もいるな、と思う反面、野良猫が繁殖するのには個人的には難色です。
だって、全ての子は面倒見切れないから。
ずっとは面倒見切れないから。
猫は、生後半年で子供を産むことが出来ます。1度に5~6匹生み、2か月後には再度子供が産める状態になります。
どんどん増えて、リスクも増えて、
近隣の住人にとっても、鳴き声の問題や糞尿の問題が残ってしまいます。
(うちの近くでも、夜中に猫の鳴き声がします)
ごはんをあげる。ただ、あげるだけ。は、果たして良いことなのだろうか。
(地域猫として管理されている方もいるとは思いますが)
難しいですね。
難しいです。
だから、TNRの活動「T(トラップ=捕獲)N(ニューター=不妊手術)R(リターン=猫を元の場所に戻す)」が有効なのだけれど。それも人間のエゴなのかな。
自分の出来る範囲
沖縄の風景の中にいる猫ちゃんたち。
個人的には、やっぱり好きではあります。
でも、そこで生活をしている方々が納得してからこそのこと。それって、やっぱり難しい。
私には、野良猫ちゃんたちをそっと見守ることしか出来ません。
私の手で面倒見切れるのは、うちの子2匹(うちの子たちは2匹とも保護猫)が限界だから。自分の出来る範囲がここまでだから、保護したこの子達をしっかり愛してあげようと思います。
他がどうでもいいということではありません。
出来る範囲。
それを見極めることも大事なことだと思います。
どうか。
猫を飼いたいという方は、最後まで責任を持ちましょう。
そして、
どうか。
生体販売ではなく、保護猫ちゃんを引き取るという選択肢も考えてくれたら嬉しいです。
すべての猫が平和で幸せになりますように。
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