はいたい!面倒くさがり管理人のミツです。
あなたは、台風の時に何を食べますか。
なーんて質問、急にされても困りますよね。でも、沖縄県民にとって、なんの不思議のない質問だったりします。
台風がよく来る沖縄では、台風時に食べる定番のメニューがいくつかあります!
今回は、そんな「台風時に食べる定番メニュー」の中から「ヒラヤーチー」をご紹介します。
ヒラヤーチーとは
ヒラヤーチーとは、沖縄の方言で「平焼き」を意味します。
小麦粉と水を混ぜて溶いたものを焼く。沖縄版のお好み焼きと言ったらわかりやすいですね。
ヒラヤーチーは、小麦粉と水だけでも生地は作れますが、個人的には卵を入れたほうが好きです。
具材の定番は、ねぎやにら。そしてツナ缶だよね!あとは、もずくを入れたやつも美味しいよ〜
ヒラヤーチーの具材は家庭によって様々で、野菜をいっぱい入れるタイプもあれば、具材はネギのみ!なんてパターンもあります。
台風時の定番
そして、ヒラヤーチーといえば「台風時の定番メニュー」として知られています。
沖縄は本当に台風が多い。そして、直撃すると停電する確率も高いのが特徴です。
停電もすぐに復旧すればいいのですが、ひどいと2〜3日そのままという場合もあります。そんな時にも作れるのがヒラヤーチーです。
常温で常備できる小麦粉で作れるので、停電してガスしか使えない状態でも作れるところがポイント。
沖縄の人が缶詰大好きなのも、台風時の備えとしてたくさん常備しているからかもしれません。
他にも、そうめんチャンプルーも台風時の定番メニューとして知られています。
休日のお昼にもよく食べる
台風時の定番メニューではありますが、日常的にもよく作るメニューでもあります。
特に、土日のお昼ご飯に作ることが多いです。
私が子供の時は、土曜日は学校半日だったので、学校から帰った後のお昼によく食べていました。
簡単だし、材料少なくてすむし、お腹もいっぱいになる。忙しい主婦にはぴったりのメニューですよね。
ヒラヤーチーを作ろう!
材料
- 小麦粉100g
- 水100ml
- 卵1個
- にら1束
- 玉ねぎ4分の1個
- ツナ缶1缶
- ゴマ油適量
- だしの素小さじ1
実家では、庭に生えていたねぎをとって使っていました。
野菜は家にあるものでOKです。本当は玉ねぎもなくてよかった(入れる予定じゃなかった)けど、冷蔵庫開けて目が合っちゃったので入れることにしました。
作り方
- ボウルに水100mlと卵、だしの素を入れて混ぜ、小麦粉を加えてさらに混ぜる
- にらは2~3㎝ほど、玉ねぎは5mmほどの厚さになるよう切る
- 1に、にら・玉ねぎ・油を切ったツナ缶を入れて、よく混ぜ合わせる
- フライパンにごま油を入れ温める。3を入れて両面焼いたら出来上がり
実際の手順
では、生地を作っていきます。ボウルに水と卵、だしの素を入れて混ぜ混ぜ。きれいに混ざったら小麦粉を入れて、さらに混ぜていきます。
次に、野菜を切ります。基本、一口大であれば大丈夫です。ご自身の食べやすい大きさでいいさぁ。
今回は、にらを2~3㎝ぐらいに。玉ねぎは5㎜ぐらいの厚さで切りました。切った野菜とツナ缶を、ボウルに入れます。ツナ缶は、しっかり油を切って入れましょう。
しっかり混ぜ合わせたら、生地は完成です。
次にフライパンにごま油(大さじ1ぐらいかな)を入れて火をつけます。火加減は中火で。油を全体に馴染ませて、温まったら生地を投入します。
普段、材料は基本目分量なので、ちゃちゃっと作るのですが、レシピを書くために色々量ったので、焼くのが面倒になってしまいました。
というわけで、全量を一気にどーん。
本来は、2回に分けて薄めのヒラヤーチーを作ります。
薄いとカリカリっと、今回のように一気に作るとモチっとした食感になります。
裏面に焼き色が見えたら裏返します。お皿か蓋を使うとやりやすいですが、2回に分けて作る場合は、フライ返しで簡単にひっくりかえせると思います。
(今回は大きいから結構大変だぞ……)
えいやっ
良い感じに焼き色が入っています。
ちょっとごま油を足して、裏側もしっかりと焼いていきます。両面しっかり焼けたら完成です。
材料切るところを含め、トータル10分~15分ほどで出来上がりました。
ヒラヤーチーを食べた感想
テーブルにセッティング完了。これぞ、休日のお昼ご飯って感じです。
もちもち食感。美味しい~!
私は、ヒラヤーチーには酢醤油をつけて食べます。
さっぱりして、少し脂っこいヒラヤーチーが何枚でも入ってしまう不思議。やめられない。
もちもちして、たまに出てくるツナが最高。やっぱりヒラヤーチーには、私は断然ツナ缶だね。
沖縄では、ウスターソースをかける人も多いよ
ソースとマヨネーズをかけると、一気にお好み焼き感が増します。これはこれであり。
ポン酢をつけて食べると「チヂミ」感が強まるよね
まぁ、材料大体一緒だしね~
小麦粉と卵があれば、後はてきとーてきとー。
台風の時は、停電して冷蔵庫が使えなくなるのを想定して、野菜を使い切るときに便利です。
まとめ
今回は、沖縄版のお好み焼き「ヒラヤーチー」を作ってみました。
- ヒラヤーチーとは「平焼き」という意味
- 台風の時や、休日のお昼に作ることが多い
- 沖縄では、酢醤油またはウスターソースで食べる人が多い
比較的、お家に常備されている材料で出来ますよ。
実は、沖縄では居酒屋のメニューにも載っているぐらい親しみのある料理です!
沖縄風お好み焼き「ヒラヤーチー」
ぜひ、作ってみてくださいね!
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