沖縄は猫のワクチン接種率が低いって本当?

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はいたい!管理人のミツです。

我が家にいる愛猫2匹。沖縄に来てまだ病院に行っていなかったので、楓のワクチン接種のタイミングで2匹とも近くのクリニックに連れていくことにしました。

かえちゃんは7月、はーたんは12月に毎年ワクチンを接種しています。

我が家は毎年ワクチンを打っているのですが、なにやら沖縄は猫ワクチンの接種率が低いと聞きました。

実際はどうなんでしょう。

クリニックに行くついでに、少しお話を聞いてきました。

目次

そもそも猫ワクチンってなに?

ワクチン(予防接種)とは、感染症の原因となるウイルスや細菌といった病原体の毒素を無毒化・弱毒化したもの。そのワクチンをあらかじめ体に投与して、感染症に対する免疫をつけるために行う行為がワクチン接種(予防接種)です。

猫も感染症のリスクがある場合は、ワクチンを打つことでそのリスクを下げることが出来ます。

ミツ

子猫や高齢猫は、感染症にかかると死亡リスクも高くなります。ペットホテルや多頭飼い、半外飼いも感染症をもらうリスクが高いのでワクチンを打っていたほうが安心です

ワクチンの種類

猫のワクチンには「3種混合ワクチン」「4種混合ワクチン」「5種混合ワクチン」があります。多くの場合、3種か5種混合ワクチンを接種します。

3種混合ワクチン

3種混合ワクチンは、全ての猫に接種が推奨されている3種のワクチン(コアワクチン)を接種することができます。

●猫汎白血球減少症(猫のパルボウイルス感染症・猫ウイルス性腸炎とも呼ぶ)
●猫ヘルペスウイルスⅠ型(猫伝染性鼻気管炎・猫ウイルス性鼻気管炎・猫ヘルペスウイルス感染症とも呼ぶ)
●猫カリシウイルス感染症(いわゆる猫風邪・猫インフルエンザ)

4種混合ワクチン

コアワクチン3つに加え、ノンコアワクチンである猫白血病ウイルス(FeLV)ワクチンが含まれます。

5種混合ワクチン

4種混合ワクチンに、ノンコアワクチンの猫クラミジア感染症を加えたものが5種混合ワクチンです。

ワクチンの値段

費用は病院ごとに決まっているので、実際のクリニックに問い合わせるのが良いかと思います。大体、下記の値段設定になっているケースが多いです。

3種混合ワクチン:3,000~7,000円
5種混合ワクチン:5,000~10,000円
猫免疫不全ウイルス感染症ワクチン:4,000~6,000円

ワクチンのタイミングなどは、かかりつけのクリニックと相談した方がいいです。高齢だったり病気がちな場合は、副作用を懸念して接種を避ける場合もあります。でも、自己判断せず相談がベストです。

ハチさん

うちのように完全室内飼いなら3種混合も3年ごとで良いらしいけど、獣医と相談して1年ごとに接種しているよ

ミツ

2匹の成長や環境に合わせて、そのまま1年ごとにするか、検査して3年ごとにするかは検討中です

なぜ、沖縄はワクチン接種率が低いの?

沖縄県は、猫のワクチン接種率が低いと聞いていたのですが、正確なデータはないようです。

それでも、クリニックの先生に聞いたらやっぱり接種率は低い印象でした(先生は東京のクリニックで働いていたこともあり、その時と比べると格段に低いらしいです)

なぜ、沖縄の猫ワクチン接種率は低いのでしょうか。

①ワクチンが必要なことを知らない

1番多い理由がこれです。

犬は「狂犬病予防接種」が義務付けられているので認知度が高いですが、猫のワクチンは義務ではありません。そのため、クリニックに行ってはじめて知るケースも少なくないでしょう。

ペットショップや保護猫団体などから引き取る場合は、そういったワクチンの知識を教えてもらえるかもしれません。

ですが、知り合いから譲り受けた場合や、野良猫から飼い猫になった場合は、「猫にワクチンが必要」という知識がなく育てる人が多いようです。

ミツ

「病院は病気になってから行くところ」という認識が多いよう。本当は健康診断や予防として、かかりつけの病院をみつけていたほうが安心です

②野良猫から飼い猫になるケースが多く、半外飼いが多い

さきほどの理由にもありましたが、沖縄は「野良猫から飼い猫になる」ケースがとても多いです。

また、軒先に住み着いた猫を飼っている場合や、半外飼いが多く「飼っている」という意識が低いケースもしばしば。猫は飼っている。ご飯もあげている。でも、わざわざ病院に連れて行って、(お金をかけて)健康診断するほど世話をしている感覚はないのかもしれません。

ワクチン=副作用があるから可哀そう。なんて声もあります。感染症にかかって病気になることのほうが怖いのですが、ワクチンの負のイメージだけが先行しているようです。

まとめ

完全室内飼いのはーたん

今回は、沖縄の猫ワクチンの現状についてまとめてみました。

●猫のワクチンには大きく3種混合と5種混合がある
●完全室内飼いなら3種。外猫に触れる機会が多い猫は、5種混合がいい
●沖縄の猫ワクチン接種率が低い理由は大きく2つ
 ①そもそもワクチンが必要なことを知らない
 ②野良猫から飼い猫になるケースが多く、半外飼いが多い

ワクチンの他にも、ダニ・ノミ予防も大事ですね。沖縄はフィラリア(蚊が媒介する寄生虫)も多いので、猫でもフィラリア予防の必要があるかもしれません。(我が家も検討中。今は蚊が発生しないよう環境を整えています)

心優しい人が多い沖縄。おおらかで、なんとかなるさ精神が強いので、何とかなる前の予防にもぜひ力をいれてくれるといいなぁと思います。

結論は、

すべての猫が幸せであれ!

ってことです(`・ω・´)

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