はいたい!管理人のミツです。
猫飼いさんにとって、欲しいけど簡単に導入できないもの。それが「全自動トイレ」ですよね。
我が家には猫が2匹。今までは、システムトイレを2か所設置していました。
システムトイレ。匂いもそれほどしなくて気に入っていたのですが、外出中にすぐ片付けできないのがネックで、いつかは全自動トイレを導入したいなと思っていました。
そして、
引っ越しのタイミングで、全自動トイレ「PETKIT(ペットキット)」を設置しました!
わーい(*^▽^*)
結論から言うと、本当に最高です。掃除の手間が省けて、なんでもっと早く設置しなかったんだろうと思うほどです。
今回は、猫用の全自動トイレ「PETKIT(ペットキット)」を実際に使用してみた感想を、正直にまとめてみました。購入をお考えの方は、参考にしてみてくださいね。
バケツタイプとシステムトイレ
猫のトイレには、いくつか種類があります。
そもそも、猫のトイレって、何がそんなに違うの?
猫のトイレは、大きく分けると、平面のバケツタイプと、システムトイレ、全自動トイレがあります。違いは、簡単に言うと「価格」と「便利さ」です。
まず、猫は1日に3~4回、トイレをします。
うちの子は、1日に1回うんちして、2~3回おしっこしている感じかも
ハチミツ家は、葉月と楓2匹なので、トイレはトータル8回前後です。
バケツタイプのトイレは、価格も安価で導入しやすいですが、おしっこもうんちも砂で固まるので、その都度片づける必要があります。
▼一時的に預かる場合などに便利かも▼
多頭買いはもちろん、1匹でも結構大変だよね
そこで、次に便利なのが、我が家でずっと使っていた「システムトイレ」です。
▼ニオイもしづらいのでおススメ▼
システムトイレは、2段に分かれています。
上の段がすのこになっていて、そこにおしっこが通過する猫砂を入れます。下の段には、おしっこを吸収するシートをセット。うんちは通過しないので片づける必要がありますが、おしっこは都度片づける必要はありません。シートが汚れたら片づける(週1ぐらい)ので、1日のトイレ掃除が格段に楽になります。
1日1回のうんちょなら、そこまで片付けの手間はないかも。2匹いるので、2か所システムトイレを設置していたよ!
うんちょの状態も確認できるのは大事だよね。はーちゃんは、少しおなか弱いから、健康管理にいいよ
システムトイレは、本体が3,000円~5,000円ほど。ただし、砂とシートを買う必要があるので、少しコストはかかります。それでも、1日8回のトイレ掃除が、2回に減るのだから助かります。
手間と価格を考えたら、断然「システムトイレ」がおススメです。
バケツタイプとシステムトイレ
本体価格 | 猫砂 | シート | 1日の掃除回数 ※1匹の場合 | |
---|---|---|---|---|
平面型 (バケツタイプ) | 500円~1,000円 | 300~500円程 | 不要 | 4~5回 |
すのこ型 (システムトイレ) | 3,000円~5,000円 | 1000円~1500円程 | 1000円弱(10枚入) | 1~2回 |
手間が少なくなるとはいえ、システムトイレもうんちの時は片付けが必要です。外出時にうんちをされると、すぐに片づけてあげることが出来ません。
葉月は、毎朝3~4時にうんちする傾向があったので、朝方起こされるのも大変でした(すぐに片付けないと臭い)
とはいえ、便利なシステムトイレですが、実はそれを上回る便利さが「全自動トイレ」なのです!
全自動トイレのメリット・デメリット
全自動トイレは、猫ちゃんがトイレをした後、トイレ自体がぐるっと回転して掃除をしてくれるトイレです。
どういう仕組みなの!?
うんちもおしっこも固まる猫砂を使って、本体が回転したときにすのこでその塊だけをキャッチする仕組みだよ
固まった部分以外の猫砂は、すのこを通り抜けて元の場所に戻りますが、塊はごみ袋が設置されている部分に滑り落ちます。なので、ごみ箱がいっぱいになるまでは、お掃除不要なのです!
全自動トイレのメリット
全自動トイレのメリットは、なんといっても手間がかからないこと。猫がトイレをするたびに回転し、きれいな状態を保ってくれるので掃除の手間がかかりません。
4~5日に一度、ごみ箱を空にすればOKなので、お出かけ中でも安心です。
自動給餌器と全自動トイレがあれば、1~2日のおでかけには対応できそうです
あと、トイレシートを買う必要もありません。猫砂も、固まるタイプならどれでも使えます。
ごみ箱にセットする袋は、専用のものは高いけれど、普通のスーパーの袋などでも対応可です。
全自動トイレのデメリット
全自動トイレのデメリットは、大きく2つあります。
1つは値段が高いこと。色々なタイプがありますが、40,000円~100,000円程します。
普通に家電です。
全自動だから仕方ないけど、高いよね~
そして、もう一つのデメリットは、猫が使ってくれない可能性があるということ。
正直、こちらが一番大きなデメリットです。
いくら高くても、使ってくれたらいいのです。
でも、猫ちゃんが気に入ってくれるとは限らない!
トイレ自体が結構大きいですし、掃除のとき自動で動き出すので怖がってしまう可能性があります。
嫌がって、トイレを我慢されたら……
それが原因で病気になってしまったら……
そう思って、全自動トイレの購入を躊躇している飼い主さんは多そうです。
「PETKIT(ペットキット)」を使った感想
全自動トイレをメリット・デメリットを踏まえたうえで、ハチさんと相談し購入したのが「PETKIT(ペットキット)」です。
あんまり大き過ぎず、Amazonのレビューも良かったので決めました!
▼Amazonレビュー星4でした▼
Amazonのセールで、40,000円ぐらいで購入(いま見たら、さらに安くなってる。。)
スマホとも連動していて、体重で猫を識別できます。トイレに入ったことや掃除をしたことを教えてくれます。
ドキドキの初日
商品が到着した日。大きな箱にドキドキ。
40,000円のトイレ。気に入ってくれるかな。。。と心配したのですが、
準備しているそばから、葉月お嬢様はトイレの中へ!
さすが、我が家で「ジャイアン」との別名を持つ葉月お嬢様。早速「これは、あたちのものよ」と主張しています。正直、葉月はなんでも興味津々で使うタイプなので心配はしていませんでした。
問題は楓ちゃん。
葉月は設置後、すぐにトイレの上にあがったり中に入ったりしますが、楓はビビってしっぽが下がりっぱなし。
遠くから見てはいますが、回転する音にビビって動きを止めるほどです。
これは、かえちゃん。慣れるのに時間かかるかもしれないなぁ
設置翌日
設置翌日、葉月はすぐにトイレをしてくれました。
トイレ後の回転に少しびっくりはしていましたが、怖いというよりは気になるようで、回転中に中をのぞくこともしばしば。
PETKIT(ペットキット)は、回転中に猫が近づくと自動で止まってくれる安全設計です。
気に入りすぎて掃除を止めちゃうことは困りますが、使ってくれるので葉月に関しては一安心です。
さぁ、問題の楓は……
予想はしていましたが、なかなかトイレに入ってくれません。
半日ほど様子見しましたが、近寄りさえしてくれないので、仕方なく隣に今まで使っていたトイレを設置。
すると、一目散に旧トイレに入りおしっこをしてくれました(やっぱり我慢していた)
慣れるまでは無理させられないので、2台置いておこう
楓のために設置した旧トイレですが、2台あると葉月もそちらを使ってしまいます。
これは、どうしたものか。
悩んだ末、朝と夕方に旧トイレを2時間ずつ設置。それ以外は、別の部屋に移動して、なるべく全自動トイレだけの時間を作り慣れてもらうことに。
3日後、こっそり挑戦!
全自動トイレだけの時間が増えると、葉月は普段通り全自動トイレでトイレをするように。
楓は、あいかわらず旧トイレが出ている時間にトイレをしていました。
が、楓も全自動トイレは気になるようで、時々近づいては逃げ、近づいては逃げ。
葉月がトイレする様子をじっと観察していました。
「あれは、もしかしてトイレなのかもしれない」
そんな風に楓が思ったのかは分かりませんが、トライ&エラーを繰り返し、3日目、とうとう楓がトイレの中に!
そっと様子を見ていましたが、すぐにぴゃーっと出てきてしまいました。
それでも、大きな1歩。そこから、のぞきに行く時間が増え、中に入る時間が増え、滞在時間が増えて、
夕方に、楓ちゃんおトイレ成功しました!
2~3日は、ビビりながらでしたがトイレをしてくれるようになり、そのあとは普通に使うようになってくれました。本当に良かった。葉月が率先して使ってくれたおかげです。さすが葉月お姉ちゃん。
新たな問題①ニオイ
一番懸念していた「猫が使ってくれるのか」問題が解決し、安心したのも束の間。
新たな問題が発生しました。
1つ目は、意外とニオイがするということ。
PETKIT(ペットキット)は、廃棄物ボックスとトイレが繋がっているのでそのニオイが結構します。この解決方法として、専用の消臭剤や廃棄ボックス用の蓋が別売りであるようなのです。
しかし、今回は次のことで対策しました。
- 廃棄ボックスの近くに消臭ビーズ(無香料)を設置
- 廃棄袋をBOSに変更
- 空気清浄機を近くに設置
BOSは、臭いがしなくなる魔法の袋として、ペット用としてはもちろん、赤ちゃんのおむつ用や、介護用として有名な袋です。我が家もトイレ掃除の際には愛用していました。
BOSの一番大きなLLサイズは、縦長タイプ。
でも廃棄ボックスは横長で、設置は無理かと思ったのですが、
廃棄ボックスの蓋で、良い感じに入り口に袋を設置できました。
ズレてもいいように、正規の袋をつけてはいますが、今までBOSの袋以外のところに落ちたことはありません。
これで、かなりニオイは気にならなくなりました。
トイレの入り口自体につけるカーテンみたいなのもあるようですが、今回はこれで解決です(*^▽^*)
梅雨時期に入り、ニオイが気になる回数が増え調べたところ、砂が湿気を吸うのもニオイの一因のようでした。実は、砂が減ったら少しずつ追加をしていたのですが、本当は全て入れ替えるのが良いそうです。
現在は1~2週間に1回、砂を丸ごと入れ替えることで、かなりニオイが気にならなくなりました。
新たな問題②
さて、もう一つ問題となったのは砂です。
今までのシステムトイレで使っていた猫砂は紙タイプで、結構大きめなもの。なので、猫たちの足について散らばるなんてことはあまりありませんでした。
しかし、固まるタイプの砂は小粒で、猫たちが砂をかくと肉球の間に入りトイレを出たときまき散らしてしまいます。
トイレの周りは砂だらけ。
何度かマットを変えてはみたものの、散らばり具合に変化はなく、掃除機を頻繁にかけるはめに。
掃除を楽にするために買ったのに!
飛び散る猫砂にぷんすかしていると、
ハチさんが、これまたAmazonで飛び散り防止の「ステップ」を発見。
猫たちもトイレに入りやすくなるかと思い、購入。これが優秀でした。
トイレ後の砂がこちらに落ちていき、飛び散りが激減。
トイレの入り口が結構高めだったので、猫たちにとってもステップとして大活躍してくれました。
掃除の手間が格段に減った
ニオイ問題や砂飛び散り問題などありましたが、そんなことを差し引いたとしても、全自動トイレは最高です。
だって、毎日掃除しなくていいんですもの!
システムトイレでも楽だとは思っていましたが、全自動トイレに慣れたらもうシステムトイレには戻れません。
あと、朝方に起こされなくて済んだのが本当にありがたい。
いまは、夜中や朝方に猫たちがトイレしても、勝手に掃除をしてくれます。音もそれほど気になりませんので、ぐっすり眠ることが出来ます。
まとめ
今回は、猫用の全自動トイレ「PETKIT(ペットキット)」を使った感想をご紹介しました。
- 猫トイレは3タイプあり、価格と手軽さで選ぶことが出来る
- 全自動トイレは、価格は高いけれど、掃除の手間は一番かからなくてとっても便利
- 猫によっては怖がってしまうことも。徐々に慣らす必要がある
- ニオイ対策、猫砂対策が必要
もう、本当に最高です。
もっと早く設置すれば良かったと思うぐらい、掃除がラクになりました。あまりのありがたさに、我が家では全自動トイレのことを「トイレさん」と呼んでいます。
トイレさん、いつもありがとう。
葉月と楓も、いつも(人間たちが外出中でも)トイレが清潔なので、気持ちよくトイレが出来ているのではないかと思います。人間も猫も、ウィンウィンな全自動トイレ。
ご検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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