はいたい!ミツです。
沖縄から上京して10年。沖縄と東京の違いを日々観察しています。
猛暑が近付く東京
最近、東京の気温がぐんぐん上がって連日35度を超える日も出てきました。
本当に暑い。
日焼け止めを塗り、扇子を鞄に入れ、日傘を手に出勤する日々。毎日暑さにやられています。
毎年のように「暑い」と項垂れる私を、ハチさんはいつも「沖縄生まれなのに、本当に暑さに弱いね」と笑います。
沖縄ってこんなに夏暑かったっけ?
もちろん、沖縄は暑い。
でも、東京とは暑さの「質」が違うように感じます。
その違いが、私をこんなに弱らせている。
沖縄の方が涼しい?
全国の天気予報を見ると、東京は最高気温36度なのに対し沖縄は34度。2度も東京の方が気温が高いです。
沖縄の方が涼しいじゃないか!
思わず天気予報にツッコミを入れてしまいました。暑さのせいですね。
沖縄は年間の平均気温は高いですが、最高気温は東京の方が高かったりします。
日中の最高気温が35度を超える「猛暑日」に関しては、2022年に東京は16日あったのに対し、沖縄はなんと0日でした。
下記の表は、2022年の東京と沖縄の猛暑日数です。
対象の県 | 月 | 猛暑日数 | 合計 |
---|---|---|---|
東京 | 6月 | 6日 | 16日 |
7月 | 4日 | ||
8月 | 6日 | ||
9月 | 0日 | ||
沖縄 | 6月 | 0日 | 0日 |
7月 | 0日 | ||
8月 | 0日 | ||
9月 | 0日 |
35度を超える「猛暑日」が16回と0回じゃ全然違う。東京は暑いはずだよ
東京は、建物やアスファルトが多く熱が蓄積され放出されにくい「ヒートアイランド現象」が原因で、こんなに猛暑日が増えたのかもしれません。
それに比べ、沖縄は、冬寒すぎないけど、夏も暑すぎない気温といえますね。
さらに、沖縄は「昼間に晴れた時間ランキング」で最下位。日照時間が、他県に比べて少ないようです(参考サイト:ウェザーニュース)
沖縄は「昼間に晴れた時間ランキング」最下位
意外かもしれませんが、雨や曇りのほうが多い。
青い海と青い空には、決まって大きな白い入道雲があるのです。
沖縄はカタブイ(通り雨)が多い
当たり前のように、沖縄の空には基本的にいつも「雲」があります。
私が、東京に来て感動したことの一つが「雲一つない青空」があること。
あの澄んだ青空を見ると、とても心地良く得した気分になります。
それぐらい、沖縄の空にはいつも雲があり、晴天が少なかった。
そして、雲は形を変えて大きくなり、ザァっと雨を降らせます。
急に降る大雨はすぐに止み、雨雲は移動していきます。ほんの数百メートル先では降っている。片側だけは降っている。
だから、ザッと降る通り雨のことを「片方降り」「カタブイ」と言います。
雨が降れば、いくぶん気温も下がります。そして海風が吹けば涼しい。その繰り返し。
東京もここ近年、ゲリラ豪雨という瞬間的な雨が多くなりました。沖縄で馴染みのあったカタブイのよう。
暑すぎると雨が降る。そして、気温が下がる。
東京も段々と沖縄のような亜熱帯気候に変わってきているのかも?
暑さの質の違い
ミツさんの話を聞いていると沖縄って涼しいのかな?って思うけど、実際行った時は、沖縄は東京より暑かったよ!
沖縄旅行に行ったことがある人なら分かるかと思うのですが、空港に着いた瞬間のモワッとした暑さ!「沖縄に来たー」と感じるあの空気。
あれは、確かに暑い。というより、息苦しい。
それもそのはず。湿度が全く違うからです。本日の沖縄の湿度は80%なのに対し、東京は64%とかなりの開きがあります。
湿度は慣れないと気持ち悪いし、暑苦しさを感じるよね。それが、旅行者にはより暑く感じる原因だはず〜
沖縄はとにかく湿度が高くてカビが生えやすい。カラッとしていそうなイメージがあると思いますが、ジメジメしていることが多いんですよ。風があるかが大事になっていきます。
黒砂糖とお茶
気温が高く風も少ない大都会東京。
湿度が高くジメッとした暑さの沖縄。
どちらにしろ、すでに熱中症警戒アラートが出るレベルの暑さ。
みんな、だらけてしまいますよね。
どうか、こまめな水分補給をとりましょう。
沖縄のおばーたぁー(おばあちゃん達)は、暑すぎる時間帯は休憩して黒砂糖とお茶を飲んでいました。
黒砂糖(くろざーたー)の甘みって、ついついお茶を飲みたくなる。ミネラルの多いさんぴん茶を飲み、エネルギー補給する。
暑い地方の休み方は、しっかり暑さ対策を取り入れた休み方。
休み休み働きましょう。
よんなーよんなー(ゆっくり・のんびり)と頑張ればいいのです。
私もだらけてばかりいないで、サンジジャー(3時のお茶=3時のおやつ)で落ち着いたら仕事再開したいと思います。
あっしぇ、あちさびーよーなーもう。
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